シミや小ジワなど、年齢とともに現れるエイジングサイン。「そろそろエイジングケアをするべきかも?」と気になっていませんか?
そこでこの記事では、
など、エイジングケアに関する情報を徹底的に解説します。
なおこの記事は、医学的知識に関して専門家に監修をしていただきました。
※化粧品などの商品掲載箇所は除く

鈴木 稚子 先生
東京慈恵会医科大学医学部卒業。 同大学皮膚科学教室、国立大蔵病院皮膚科の臨床研究部を経て、2017年に六本木スキンクリニックを開院。医療記事監修のほか、TV出演や講演も行う。
◆クリニック公式サイト:https://roppongi-skin.com
◆ 院長ブログ:https://ameblo.jp/roppongiskin
目次項目をクリックで該当箇所へ
|
| ※この記事は2025年3月時点での情報を基に作成しています。 ※この記事でいうエイジングケアとは、年齢に応じたお手入れのこと、美白とは、日焼けによるシミ・そばかすを防ぐことをいいます。また浸透とは、角質層までをいいます。 ※価格はすべて税込です。 |
1.エイジングケアはいつから始める?
ここではまず、エイジングケアを始めるタイミングについて詳しく見ていきましょう。
1-1.そもそもエイジングケアとは

「エイジング」とは加齢や老化のことを指し、「エイジングケア」とは、年齢に応じた肌のお手入れのことをいいます。
例えば、年代によって似合う服装が変わるように、お肌も年代に合うスキンケアが異なります。
特にスキンケアにおいては、加齢によって生じる肌の変化がたくさんあるので、それまでより丁寧なエイジングケアが必要です。
では、エイジングケアは何歳から始めるものなのでしょうか?
◆エイジングケアの始めどき

エイジングケアは、一般的に肌の変化が起こりやすい、20代半ばくらいから始めるのがおすすめです。
20代半ばくらいになると加齢に伴って、
- 肌内部のハリを支える成分(コラーゲン)が減少する
- 肌の生まれ変わりの周期(ターンオーバー)が遅くなる
といった変化が起きはじめ、小ジワやシミなどのエイジングサインが出やすくなります。
とはいっても、こうした肌の変化には個人差があるため、『エイジングサインが気になり始めたときがエイジングケアの始めどき』といえますよ。
肌悩みは、早めに対策したほうが改善されやすいものなので、基本的には早めにケアすべきです。
ただし、エイジングケア化粧品には油分が多いものが多く、もともと肌の油分が多い方が使うと吹き出物などのトラブルも考えられます。
肌がベタつきやすいオイリー肌の方は「さっぱりタイプ」などと書かれた、油分少なめの化粧品がおすすめですよ。
1-2.みんなは何歳から始めたの?

エイジングケアの始めどきには個人差があるとはいえ、「実際に何歳くらいで始める人が多いの?」と気になるところ。
そこでここでは、すでにエイジングケアを行っている20~40代の女性50名にアンケートをとり、
「何歳から、どのようなケアを始めたか」
などの体験談を、編集部が調査した結果をご紹介します。
◆エイジングケアを始めた年齢は?
エイジングケアを始めた年齢については、以下のような結果となりました。

もっとも多かったのは、お肌の曲がり角とも言われる「20代後半(26%)」で、次いで「30代後半(20%)」という結果でした。
◆エイジングケアの体験談
ケアの内容や肌の変化についてなど、エイジングケアに関する体験談をいくつかご紹介します。
出産後、エイジングサインに合わせたケア方法に変えました
エイジングケア開始年齢:37歳
出産後、額や目尻のシワが目立つようになり、ほうれい線も深くなりました。考えてみれば出産後今まで通りのケアができていないうえに、30代後半になり年齢的なこともあったのだと思います。それからすぐに化粧品をシワ向けのものに変えました。
気がついた時点ですぐにケアを始めたことで、シワは改善されつつあります。ちょうど良いタイミングでケアを始めることができたので効果が出ているのではないかと思います。(42歳/混合肌)
ケア方法を変えてからお肌の調子が良くなりました
エイジングケア開始年齢:35歳
35歳を超えたころからスキンケアに美白美容液を加え、2ヶ月に1度くらいクレンジングケアのエステにも通っています。
自分の肌は年相応で、特にひどくも良くもないだろうと思ってましたが、ケア方法を変えてからお肌の調子が全然違うことに気づきました。普通と思っていた自分の肌をもっと良い状態にキープできたかもしれないので、もっと早くにケアを始めていれば良かったなと感じます。(37歳/混合肌)
エイジングケアの内容としては、スキンケア化粧品の変更についての回答が多く、他には食生活や紫外線対策に気を遣うようになったという声もありました。
エイジングケアを始めた年齢については「肌の変化が気になったときにケアを始めて良かった」という声が多かった一方で、UV対策は悩みを自覚する前から始めるべきという後悔の声が目立っていました。
2.老化の原因とエイジングサイン

エイジングケアとは具体的に、何をすればいいのかイメージができない方も多いのではないでしょうか。
そもそもエイジングケアは、肌老化の原因に合わせて行うことが基本です。
- 間違ったスキンケア
…たたく、こする、ひっぱるなど刺激を与えて炎症を起こす
…肌の状態に合わない化粧品を使っていて満足いく効果が得られない
- UV対策不足
…メラニン色素が生成され、シミやくすみのもとになる
…肌のハリ成分(コラーゲン)が傷つけられ、シワやたるみのもとになる
- 生活習慣の乱れ
…食生活の乱れなどによって、肌をサビつかせる「活性酸素」が増える
…睡眠不足によって肌の生まれ変わりの周期(ターンオーバー)が遅れる
これらの原因に合わせて、
- 正しいスキンケア
- 紫外線対策の徹底
- 肌老化を防ぐ生活習慣
を意識したエイジングケアを行いましょう。詳しくは次の章で解説していきます。
◆肌変化をセルフチェック

次のようなエイジングサインに当てはまるものがないかチェックてみてください。
2つ以上当てはまる場合は早速、今日からエイジングケアをスタートしましょう。
☐ シミが増えてきた
☐ 目元や口元の小ジワが目立つようになった
☐ 毛穴がたるんで開いてきた
☐ ほうれい線が目立ってきた
☐ 輪郭がたるんで口角が下がってきた
☐ くすみで顔のトーンが暗くなった
いかがでしたか?
当てはまるものが複数あった方も、今日から効果的なエイジングケアを行って、エイジングのお悩みを予防&改善していきましょう。
3.今日からできるエイジングケア
ここでは、今日から始められるエイジングケアを「2.老化の原因とエイジングサイン」で解説した肌老化の原因に合わせて、
の順に、ご紹介していきます。
気になるものからチェックしてみてくださいね。
3-1.正しいスキンケアを行う
エイジングケアを行うにあたって、スキンケアでおさえておきたいポイントは次の2つです。
順に、詳しく解説していきます。
①肌の刺激になるNG習慣を改善する

さまざまな肌トラブルの原因になりやすいのが、肌に刺激を与える間違ったスキンケアです。
普段、良かれと思って続けているスキンケアが、逆にエイジングを進行させてしまっている可能性もあるので、この機会に見直してみてくださいね。
次の「✖」に当てはまる習慣がある場合は、「◎」の方法に改善しましょう。
✖シートタイプのメイク落としをよく使う
…シートによる摩擦が起こりやすい
◎洗い流すタイプのメイク落としを使う
✖ごしごしこすって洗顔している
…摩擦で肌が傷つきやすい
◎たっぷりの泡でやさしく洗う
✖化粧品をたたく・こするようにつける
…刺激でハリの減少や色素沈着を招く
◎化粧品はハンドプレスでやさしくなじませる
肌への刺激を意識して、こすらずやさしいスキンケアを今日から心がけてくださいね。
②肌悩みに合う化粧品を使う

スキンケアでは、ケアの方法だけでなく化粧品選びも大切です。
例えば、化粧品を好みだけにまかせて選んでしまうと、思うような効果を得られないことも。
効果を実感するために、あなたの気になるお悩みに効果的な成分が配合された化粧品を選びましょう。
◆エイジングケアにおすすめの成分
| 肌悩み | おすすめの成分 |
| 乾燥・キメの乱れ | ⇒肌をうるおす保湿成分 ・セラミド ・ヒアルロン酸 ・コラーゲン ・植物エキス など |
| シミ、くすみ、美白 | ⇒国が認めた美白有効成分 ・ビタミンC誘導体 ・プラセンタエキス ・アルブチン ・トラネキサム酸 など |
| シワ、たるみ、ほうれい線 | ⇒肌のハリを促す成分 ・レチノール ・ナイアシンアミド ・ビタミンC誘導体 ・ペプチド など |
これらの成分に着目して、お悩みにぴったりのアイテムを見つけてくださいね。
編集部おすすめのアイテムは、記事下部の「4.おすすめのエイジングケア化粧品3選」でご紹介します。
3-2.紫外線対策を徹底する

日焼けの原因としてのイメージが強い紫外線ですが、実は、
- メラニンを生成する
…シミやくすみを招く - 肌のハリ成分を傷つける
…シワやたるみを招く
など、あらゆるエイジングトラブルのもとになる美肌の大敵です。
エイジングケアの基本として、UV対策では次のポイントをおさえておきましょう。
✔ 季節や天候に関係なく毎日対策する
…紫外線は年中降り注いでいる
…UVカット効果のある化粧下地やパウダーなどで毎日対策
✔日焼け止めは2~3時間おきに塗り直す
…塗り直さないと、汗やこすれなどで十分な効果が得られない
…塗り直しにはメイクの上から使えるパウダーやスプレーが◎
紫外線対策は、夏場や晴れた日だけ行うのではなく毎日の習慣にしてくださいね。
3-3.生活習慣を見直す
ちょっとした生活習慣の乱れが、エイジングを促してしまうことも。
次のような生活習慣を意識することで、化粧品など外側のケアでは補えない、内側からのエイジングケアができますよ。
順に解説していきます。
①「活性酸素」を増やさない食生活

体内に「活性酸素」という物質が増えると、細胞を傷つけて肌をサビつかせ、老化を進める原因に。
この活性酸素は、食生活の乱れや過度な飲酒・喫煙などによって増えます。
活性酸素を増やさない食生活のポイントは次のとおりです。
✔ 抗酸化作用を持つビタミンA・C・Eを多く含む食べ物を摂る
…ビタミンA:レバー、うなぎ、にんじん、焼きのりなど
…ビタミンC:赤ピーマン、ブロッコリー、レモン、いちごなど
…ビタミンE:アーモンド、ツナ缶、モロヘイヤ、かぼちゃなど
✔ 活性酸素を増やしてしまう添加物や油を摂りすぎない
…添加物の多い「加工・インスタント食品」や揚げ物など「油っこいもの」は控えめに
ビタミンA・C・Eは、お互いのはたらきをサポートする相乗効果があるため、複数組み合わせて摂るのがおすすめですよ。
②睡眠は「質」を重視

睡眠中は、美肌を維持する「成長ホルモン」が分泌される大事な時間です。
特に眠り始めの3時間は、肌の生まれ変わりに必要なホルモンが多く分泌されるため、 睡眠の質を高めることが大切ですよ。
✔ 眠る直前までスマホやテレビなどを見ない
…光の刺激で眠りが浅くなりやすい
✔ 寝だめをせず睡眠時間をなるべく一定に保つ
…睡眠のリズムが整い、熟睡しやすくなる
✔ 睡眠時間の目安は6時間くらい
…スムーズな肌の生まれ変わりに必要な時間の目安
快適な睡眠を妨げないためにも、室温や寝具など含め、眠る環境についても見直してみてくださいね。
最後に、編集部が厳選したエイジングケアにおすすめの化粧品をご紹介します。
4.おすすめのエイジングケア化粧品3選
ここでは、
- エイジングケアにおすすめの成分を配合している
- 口コミで評価が高い
といった基準で厳選した、おすすめのエイジングケア化粧品を3つご紹介します。
◆おすすめのエイジングケア化粧品3選
※掲載する商品は、編集部独自の調査で選定したものです
-
オルビス価格:2,970円/180mL
特徴:肌荒れを防ぎハリ・ツヤを与える化粧水 -
SK-Ⅱ価格:17,600円/50g
特徴:エイジングケア王道ブランドのハリ乳液 -
無印良品価格:1,990円/50mL
特徴:プチプラでも美容成分が豊富な美容液
では、おすすめアイテムについて詳しくご紹介していきます。
・オルビスユー エッセンスローション(オルビス)
オルビスユーシリーズから、医薬部外品の化粧水「オルビスユー エッセンスローション」です。
オトギリソウエキス*と、肌荒れ有効成分デクスパンテノールWが
- 角層のすみずみまでうるおいで満たす
- 揺らぎがちな肌をケア
と、バリア機能に働きかけ、明るく押し返すような肌へと導きます。
*肌にうるおいを与え、うるおいに満ちたハリツヤ肌へ導く保湿成分
◆実際に使用した方の口コミ
乾燥も気にならず続けやすいです
おもな肌悩み:乾燥、毛穴の開き
とろみがあって伸びが良く、肌に乗せるとスッと広がります。つけた後に肌を触るとモチモチとした感じに。1ヶ月程使用していますが日中でも乾燥を感じにくくなった気がします。(30代後半/混合肌)
※口コミはカスタムライフがクラウドワークスにて募集した個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません。
特に、「なんだか肌の調子が良くない」「これからエイジングケアを始めたい」といった方におすすめですよ。
・スキンパワー エアリー(SK-Ⅱ)

※リニューアル前の情報です
エイジングケアの王道ブランド・SK-Ⅱ(エスケーツー)のハリ乳液「スキンパワー エアリー」です。
50種類を超える美容成分を濃縮した独自成分「濃縮ピテラ™」や、ハリ・美白ケアをサポートする「ナイアシンアミド」などエイジングケア成分を豊富に配合。
- うるおいを閉じ込めハリを与える
- 乾燥による小ジワを目立たなくする
などのはたらきで、キメの整ったなめらかな肌へと導きます。
◆実際に使用した方の口コミ
うるおいがキープされているのが実感できました。
おもな肌悩み:乾燥、毛穴のたるみ
軽めのテクスチャで、空気を含んだ生クリームのような伸びです。つけたては本当に浸透しているのかなと思いますが、時間がたつにつれうるおいがキープされているのが実感できました。使い続けているうちに肌全体がふっくらと弾力が増し、毛穴のたるみが目立たなくなってきました。(40代前半/混合肌)
特に、「乾燥やたるみが気になってきた」「本格的なエイジングケアを始めたい」といった方におすすめのアイテムです。
・エイジングケア美容液(無印良品)

※販売終了した商品です。
高品質なアイテムが低価格で揃う無印良品のスキンケアシリーズから「エイジングケア美容液」です。
2,000円以下という手に取りやすい価格ながら、植物エキスやヒアルロン酸などの保湿成分をたっぷり配合。
年齢によってゆらぎがちな肌もしっとりうるおし、
- キメを整える
- ハリやツヤを与える
などのケアを手軽に叶えることができますよ。
◆実際に使用した方の口コミ
コストパフォーマンスが高い美容液だと思います
おもな肌悩み:小ジワ、毛穴の開き
美容液はベタつくイメージがあったのですが、ゆるく乳液のようなテクスチャで肌なじみが良いです。とてもしっとりして、もちもちの肌に整います。リーズナブルですが小ジワや毛穴のケアがしっかりできているので、コスパが高いと思います。(20代後半/混合肌)
特に、「肌のハリやツヤが気になってきた」「エイジングケアを無理なく続けたい」といった方におすすめのアイテムです。
おすすめの化粧品をもっと見てみたい方は、こちらの記事もぜひチェックしてみてくださいね。
関連記事:
▷「エイジングケア化粧品ランキング36選|60代50代向けおすすめブランド&ドラッグストアのプチプラも」
▷「エイジングケア美容液人気ランキング|実際に使って選んだ優秀美容液8選」
5.まとめ
今回は、年齢に応じた肌のお手入れを意味する「エイジングケア」についてご紹介してきました。
エイジングケアのポイントについて、最後にもう一度まとめます。
Q.エイジングケアはいつ始める?
A.肌の変化が起こりやすい、20代半ばくらいから始めるのがおすすめ
…ただし、肌変化には個人差があるためエイジングサインが気になり始めたときが始めどき
▶50名へのアンケート調査結果をもう一度見る
Q.エイジングケアとは、何をすれば良い?
A.正しいスキンケアを行う
▶もう一度詳しく見る
A.紫外線対策を徹底する
▶もう一度詳しく見る
A.生活習慣を見直す
▶もう一度詳しく見る
肌の変化を感じたら、今日からできるエイジングケアを始めて、いつまでも若々しい印象をキープしましょう。














同様によく目にする「アンチエイジング」は、老化を防止する(抗老化)といった意味で使われています。
エイジングケアに比べて少し強い印象を受けるかもしれません。
実は化粧品にはアンチエイジングという言葉がルール上使用できないため、それに代わる表現としてエイジングケアが使われるようになったという背景もあります。